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地図

地図をツーリングのお供に

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幼い頃は誰しも迷子になった事があるだろう。

かく言う私も、小学校低学年の時、道路を挟んで向かいの駄菓子屋に行くだけでなぜか道に迷った事がある。あれから程度は軽くなったが、今でも小学生のような方向音痴を拗らせている。

 

つい最近も、駅を目指して入り組んだ道を歩いていた時、右と左の道の二択で「直観を信じた」訳でもなく「占いで決めた」訳でもなく、「駅はこの方角だからこの道だ!」と確信を持って進んだ道が間違いだった。
その後も間違いに間違いを重ね、まったくの正反対の方角に進んでいた時は心が折れた。似たような店が並ぶ国際通りに迷い込んでしまったら、一か月は家に帰る事が叶わないだろう。

 

私は原付でよくツーリングに行くのだが、この方向音痴のせいで、知り合いに何度も何度も教えてもらった道しか走れない。
それを酷く嘆いていた私だが、20年程付き合ってきた己の方向音痴を、なんとも簡単に克服できた。スマホをナビにしてしまえばいいのだ。
私は周回遅れで流行に乗り、去年の終わり頃スマホを持った。スマホに触れてから、文明の利器とやらに感動しっぱなしだ。

 

私がもし原始人だったら、水を汲みに出かけたきり数年は家に帰れず、ひとりでマンモスと鬼ごっこをしていた事だろう。
だがそれもスマホがあれば簡単に家に帰れるし、アプリ開発が進んだ今なら無料アプリでマンモスも撃退できるかもしれない。今の時代に生まれてよかったと心底思う。

 

マンモスはさて置き、スマホを原付に装着し、ナビアプリを入れてしまえば方向音痴などなんのその。イエスが迷える子羊を救うのなら、スマホは迷える「方向音痴」を救ってくれるのだ。

 

だが、バイク乗りからするとナビはあまり評判が良くないそうだ。折角の格好いいバイクにパーツを取り付けるのが不格好だと。だとしたら救われない迷える方向音痴は一体どうしているのだろうか。


そこで活躍する一冊の本がある。皆さんは「ツーリングマップル」(発行元:株式会社 昭文社)という本を知っているだろうか。

発行から30年、ライダーを愛し、ライダーから愛された「バイブル的」な本だ。

これは簡単にいえば「地図」なのだが、簡単にいっては惜しいくらいに「ただの地図」ではない。「観光地の一言メモ」「抜け道ルート」「絶景スポット」等々、実際そこを走ったライダーによって、ツーリングを楽しむ為の嬉しい情報が沢山書かれているのだ。
どのルートからどのスポットに行くか予定を組みやすい上に、場所のイメージも湧きワクワクしながらバイクを走らせる事ができる。
実際にバイクに乗らずにこの地図を読むだけでも、きっと楽しい事だろう。

 

それだけではない。見落としがちなツーリングを楽しむ為の本質的なものを忘れてはいけない。
紙をめくりながら、現地の人に道を聞きながら、そして時には迷いながら。温かみに触れ苦労する事も、紙地図の大きなメリットである。
「目的地に着いてから楽しむ」ではなく「目的地に行く過程も楽しめる」ので、私も取り入れていきたいと思う。
コミュニケーションが苦手な人は気後れするかもしれないが、やらずに損するよりやって損した方が面白いだろう。行動を起こしてみれば、失敗しても、それは「損」ではなくきっと「得」になるのだと思う。


そういう本を知ると、断然、紙の地図を見ながらのツーリングが楽しいわけだが、ITが発展した昨今、デジタルはアナログに引けを取らない程成長している。

 

次に、位置情報ゲームの「RevQuest(提供元:ヤマハ発動機株式会社)というアプリを紹介したい。

3つのチームに分かれて、観光スポットを巡り、自分のチームの陣営にするというアプリだ。
各スポットには一言紹介が書かれている上に、観光スポットを背景に自分のバイクの写真を投稿することも可能。沖縄南部の観光スポットの紹介はあまり充実していないのが残念な所だが、ツーリングにゲーム性を取り入れることで新鮮な気持ちで観光を楽しむことができる。
さらに、バイク用品等のカードが手に入る「ガチャガチャ」もあるので、バイクもガチャも好きな方は特に楽しめるのではないだろうか。


スマホを使うのであれば、ナビだけではなくそういったアプリと併用するのも、ひとりのツーリングを楽しくするコツだ。


ナビと紙地図、どちらが良いとは言い切れない。
優劣を決めるのではなく、ナビと紙地図どちらも使ってみるのがいいだろう。
酷い方向音痴の私にとっては、便利なのはやはりスマホナビの方だが、便利さだけを追い求めすぎて「好きなものを楽しむこと」を忘れないようにしたいと思う。

 

 

 

書いた人・きゅう

 

 

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